21世紀COEプログラムによる活動記録

2005年度 イスラエル夏期研修プログラム 写真と参加者の感想

1200年の歴史を持つ京都で生まれ育った者には、密かなプライドがある。しかし、今回の旅行でそのプライドは見事に崩された。
ガイドのブニーナさんが、ヤッフォの街の一角で「7000年前にはここでね・・・」とさらりと言ってのけたのだ。
完敗だ。見ること聞くことすべてに神の息吹と歴史の重さを感じる研修旅行だった。

(神学研究科博士前期課程 Mさん)

ありとあらゆる立場の人達との出会い、想像すら出来なかったその人達の悩み、苦しみ、平和への渇望を少しでも感じることができ、とても勉強になりました。
道中、エルサレムを眼前に「黄金のエルサレム」を歌わせていただきましたが、言葉にならない感動を頂きました。 本当にありがとうございました。

(工学部 Mさん)

ツアー日程で、訪問地、内容は申し分ありませんでしたが、もう2~3日、2週間程度の日程で中に1日自由時間などを組み込んだらどうでしょうか。
オプションで、博物館めぐりなど、事前に訪問したい場所などのアンケートもあればベターではないでしょうか。

(神学研究科博士前期課程 Mさん)

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日本の報道からイスラエルはテロで危険という印象が友人たちにあり非常に心配されていたが、現地に行ってみると確かにテロ防止のため警備が厳しかった。しかし、それもまた安全を守ろうとする強い意志の表れであることが伝わってきた。
また、大学の授業の1つであったため、当然それなりの制限はあったが、それ以上に通常ではありえない貴重な機会(博物館の館長さん自らが案内してくださるなど)を非常に多く与えられて大いに感謝しているとともに、今後この経験を生かさなければならないと思っている。

神学研究科博士前期課程 Mさん

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2005年 8月8日、イスラエル北部にある“イスラエルのこころ”といわれている「ガリラヤ湖」を訪ねました。
紺碧の空の下で青々と輝いている美しいガリラヤ湖。周辺の緑したたるなだらかな平野と湖を渡る風の爽やかさ。丘の上に建つ「山上の垂訓教会」から、2000年前のイエスさまをしのびました。湧き上がる言い尽くせない思いを俳句にしました。

暑き日に イエスの恵み ガリラヤ湖
青き空 イエスをしのび ガリラヤ湖

(神学研究科博士前期課程 Mさん)

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三つの一神教以外にも、ドゥルーズバハイなどの宗教があり、多くの宗教が現実に共有している状況を目の当たりにできたことは、非常に得がたい経験でした。また、三つの一神教に深い関わりを持つエルサレムという場に実際に立てたことは、素晴らしい体験でした。この研修旅行に参加できたことは、私にとって非常によい経験となりました。

(神学研究科博士前期課程 Kさん)

世界文明発祥地の一つに行ったと改めて実感します。人間と自然との関わりの原風景を見る思いがしました。植物に関心を抱いていましたが、遺跡の隙間からも、小さな花が咲き続ける姿に、「希望」に二文字を託した旅でした。

(神学研究科博士前期課程 Iさん)

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