公開講演会

公開シンポジウム(オンライン)

「巨人」の場(トポス)

日時: 2021年11月06日(土)14:00-17:15
場所: オンライン(zoom platform)
講師: <発表者>
髙井啓介 (関東学院大学国際文化学部比較文化学科・准教授)
勝又悦子 (同志社大学神学部・教授)
大沼由布 (同志社大学文学部英文学科・教授)
林則仁  (龍谷大学国際学部国際文化学科・准教授)
岡本広毅 (立命館大学文学部国際コミュニケーション学域・准教授)

<コメンテーター>
黒川正剛 (太成学院大学人間学部・教授)

当初発表を予定していた山中由里子(国立民族学博物館学術資源研究開発センター・教授)は欠席となりました。
要旨:
古今東西、様々な文化、文学、宗教伝統の中に、多彩な「巨人」伝承が存在する。本シンポジウムでは、一神教伝統における「巨人」を碑文、写本テキスト、美術表象他を通して多角的に分析し、その役割や地理的場所も含めた立ち位置を「巨人」の「場(トポス)」として検証する。
2021年11月6日(土)、オンライン公開シンポジウム、「「巨人」の場(トポス)」が開催されました(主催:同志社大学一神教学際研究センター、共催:科学研究費基盤 C「「創造の業」の系譜−ユダヤ教における「自由」と「偶像」の総合的研究」(研究代表者:勝又悦子、研究課題番号 20K00083)/科学研究費基盤 C「ヨーロッパ中世における博物学的知識の伝承−中東及び古代・近世との関わり」(研究代表者:大沼由布、研究課題番号 17K02522))。
本シンポジウムは、古今東西の様々な文化、文学、宗教伝統における多彩な「巨人」伝承に注目し、特に、ユダヤ教、キリスト教、イスラームという一神教伝統における「巨人」を、碑文、写本テキスト、美術表象他を通して多角的に分析し、その役割や地理的場所も含めた立ち位置を、「巨人」の「場(トポス)」として検証するものでした。6名の発表後、約60名の参加者の間で活発な質疑応答がなされました。充実した時間を共有してくださったシンポジストやコメンテーターの先生方、また、ご参加いただいた方々に、厚く御礼申し上げます。なお、シンポジウムの発表は、後日、当センターより、プロシーディングとして刊行される予定です。
変更)プログラム_公開シンポジウム「「巨人」の場」