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双頭の鷲あるいは国家の婢?-ロシアとウクライナにおける正教会

公開講演会

公開講演会(オンライン)

双頭の鷲あるいは国家の婢?-ロシアとウクライナにおける正教会
Double-Headed Eagle or Handmaiden of the State?: The Orthodox Churches in Russia and Ukraine

日時: 2022年07月09日(土)13:30-15:00
場所: オンライン(zoomプラットホーム)
講師: 高橋沙奈美(九州大学人間環境学研究院・講師)
要旨:
東方正教にとって、理想の政教関係は「シンフォニー」、すなわち身体としての国家と精神としての教会が調和的に共存することである。本報告では、公共圏や歴史の記憶において正教会が果たす役割に焦点を当てつつ、ロシアとウクライナの両国における正教会の歴史と現状を論じる。
2022年7月9日、高橋沙奈美先生(九州大学人間環境学研究院講師)による公開講演会、「双頭の鷲あるいは国家の婢? ロシアとウクライナにおける正教会」が開催されました。本講演で高橋先生は、公共圏や歴史の記憶において正教会が果たす役割に焦点を当てつつ、ロシアとウクライナの両国における正教会の歴史と現状について論じられました。講演会には約90名の方々が参加され、ご講演後には活発な質疑応答が行われました。貴重なご講演をいただきました高橋先生および参加者の皆さまに、心より御礼を申し上げます。