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2016年大統領選挙とアメリカの対外政策

公開講演会

2016年大統領選挙とアメリカの対外政策

日時: 2016年10月17日(月)17:30-19:30
場所: 同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番19号京橋イーストビル3階
(明治屋ビル向かい側・1階にみずほ銀行) TEL:03-6228-7260
http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/tokyo_o.html
講師: デヴィッド・ハリス(米国ユダヤ人協会(AJC)理事長)
1990年より、米国ユダヤ人協会(AJC)の理事長を務める、著名なユダヤ系アメリカ人のリーダーであり、代弁者である。同協会は1906年に発足、歴史上さまざまな苦難に直面してきたユダヤ人の立場が正しく理解されることをめざし、グローバルな規模で活発な啓蒙・広報・教育活動に従事してきた。ハリス理事長はダボス会議をはじめ世界各国で講演を行い、人権の擁護やユダヤ人の理解促進などにおける献身的な努力と功績が各国政府に認められ、10か国(アゼルバイジャン・ベルギー・ブルガリア・フランス・ドイツ・イタリア・ラトビア・ポーランド・スペイン・ウクライナ)より計14回表彰を受ける。各種メディアへの寄稿や出演および著作等、幅広く活躍。ジョンズ・ホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院(SAIS)客員研究員、オックスフォード大学セント・アントニーカレッジ シニア・アソシエートなどを歴任。


阿川 尚之(同志社大学 特別客員教授)
1951年東京生まれ。ジョージタウン大学外交学部、同大学ロースクール卒。ソニー株式会社、日米の法律事務所を経て、1999年~2016年3月まで慶応義塾大学総合政策学部教授。その間、同学部学部長、同大学常任理事、在米日本大使館公使を歴任。専門は米国憲法史、日米関係史。『憲法で読むアメリカ史』(ちくま学芸文庫、読売吉野作造賞受賞)、『憲法改正とは何か』(新潮選書)、『海の友情』(中公新書)ほか著書多数。
要旨:
11月に迫った米大統領選挙および連邦議会選挙の結果は、アメリカの対外政策──とくに東アジアおよび中東にかかわる政策にどのような影響を与えるのでしょうか。中国、TPP(環太平洋 パートナーシップ協定)、ISIS(イスラミック・ステート)、日本やイスラエルをふくむ同盟国ならびに友好国との関係など、重要な対外イシューについて、トランプ・ヒラリー両大統領候補は、当選したあかつきにどのような政策を採用し実行するのでしょうか。選挙の帰趨に少なからぬ影響を与えるとされるユダヤ系コミュニティ。そのなかにあって“Strictly non-partisan”(厳格な政治的中立性)を旨とする米国ユダヤ人協会を代表し、米国および関係国の首脳・高官多数と幾多の会談を行い、緊密な関係を保ってきたハリス理事長が、選挙戦の行方と新政権誕生後の米国の対外政策を分析します。講演会のモデレータは、わが国を代表する知米派であり、外交の現場での実務経験ももつ、阿川尚之・同志社大学特別客員教授がつとめます。対外政策はもとより、米国政治における政党やさまざまな利益団体の役割の変容、アメリカ国民の政治、経済、人種、宗教などにかかわる価値観の変化、社会保障、経済格差、不法移民、マイノリティー優遇などに関する論争など、2016 年米大統領選で議論されている様々な問題・課題に関心をお持ちの皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げます(講演ならびに質疑は英語で行われます)。
※入場無料・要申込

申込方法:メールでのお申込みとなります【AJC講演会参加希望】とのタイトルで、本文に氏名(ふりがな)・住所・電話番号を記載の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。個人情報は当講演会に限り使用いたします。
Email:rc-dccd@mail.doshisha.ac.jp
お申込み期日:2016年10月14日(金)まで

【主催】 米国ユダヤ人協会(AJC)
     同志社大学市民外交研究センター
【協賛】 同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)
20161017ポスター