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一神教学際研究センター 設立記念講演会「一神教世界における科学と近代化」研究会

公開講演会

同志社大学「21世紀プログラム」

一神教学際研究センター 設立記念講演会「一神教世界における科学と近代化」研究会

日時: 2003年10月11日(土)午後3時~6時
場所: 同志社大学 今出川キャンパス 明徳館 21番教室
講師: 土井 利忠(ソニー株式会社上席常務、AIBO開発責任者)
板垣 雄三(東京大学名誉教授)
要旨:
「社会の進化と宗教性」
土井 利忠(ソニー株式会社上席常務、AIBO開発責任者)
「日本人のイスラーム観 - 一神教とは肌が合わないか」
板垣 雄三(東京大学名誉教授)
■土井 利忠 (どい としただ)
1942年2月2日生まれ。
東京工業大学電子工学科卒業。東北大学工学博士。
アンテナ、CAD、CDをはじめとするデジタルオーディオ機器、NEWSワークステーション、エンターテインメントロボットAIBO、ヒューマノイドロボットSDR-4XⅡなどの開発を手がける。 現在はソニー㈱業務執行役員上席常務、インテリジェント・ダイナミクス研究所所長、㈱ソニーコンピュータサイエンス研究所 会長。
天外伺朗(てんげしろう)というペンネームで技術評論、人材開発論にも健筆を振るう。また量子力学などの最先端科学と深層心理学と宗教の接点から精神世界にも鋭く切り込んでいる。
1997年より、「理想的な死」につながる光り輝く日々を追求する人たちのためのネットワーク「マハーサマーディ研究会(TEL:03-3269-1760)」を主宰。
【著 書】
『深美意識の時代へ』(講談社、2002年)
『心の時代を読み解く』(飛鳥新社、2002年)
『大きな森のおばあちゃん』(明窓出版、2001年)
『意識は科学で解き明かせるか』(茂木健一郎・共著、講談社ブルーバックス、2000年)

■板垣 雄三 (いたがき・ゆうぞう)
1931年生まれ
東京大学文学部西洋史学科卒業。
東京大学教養学部教授などを経て、東京大学名誉教授。東京経済大学名誉教授。
日本学術会議会員。日本中東学会会長、中東調査会・中東経済研究所理事などを歴任。1991年、日本ジャーナリスト会議特別賞受賞。 日本のイスラーム研究の第一人者であり、一貫して学会をリードしてきた。
現在ではイラク戦争やその後処理などをめぐり、マスメディアなどを通じて広く日本社会のイスラーム観にも訴えかけている。
『2003年度 研究成果報告書』p.20-49より抜粋