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イランの抗議デモにみる 中東ユーラシアの地政学 ウクライナ戦争の影響

公開講演会

公開講演会(オンライン)

イランの抗議デモにみる 中東ユーラシアの地政学 ウクライナ戦争の影響

日時: 2023年01月15日(日)13:00-14:00
場所: オンライン(ZOOM Platform)
講師: 中西 久枝 (同志社大学 グローバル・スタディーズ研究科・教授)
要旨:
イランは2023年2月にイラン革命44周年を迎えようとしている。
他方、9月に始まったイランの抗議ではいまだに収束していない。
抗議の幕開けは、1人のクルド人女性の死亡事件であった。そこにはイランにおけるエスニックマイノリティをめぐる政治がある。
本講演では、抗議デモの意義を隣国イラクとトルコとの関係変化の文脈で読み解きます。ウクライナ戦争はイランを取りまく中東ユーラシアにどのような影響をもたらしたのか、もう一つの隣国アゼルバイジャンとイランとの関係にも触れつつ、イラン政治の今後の行方をみなさんと考えます。
2023年1月15日、公開講演会を開催しました。今回は、中西久枝氏(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授)に、「イランの抗議デモにみる中東ユーラシアの地政学:ウクライナ戦争の影響」というタイトルでご講演いただきました。中西氏はご講演で、イランにおける抗議デモの意義を隣国イラクとトルコとの関係変化の文脈で論じられました。また、ウクライナ戦争がイランを取りまく中東ユーラシアにどのような影響をもたらしたのかや、アゼルバイジャンとイランとの関係にも触れつつ、イラン政治の今後の行方について考察されました。講演会には42名の方々が参加され、ご講演後には活発な質疑応答が行われました。貴重なご講演をいただきました中西先生および参加者の皆さまに、心より御礼を申し上げます。

主催:同志社大学 一神教学際研究センター
科研 A: ハイブリッド戦争時代における新たな安全保障学の構築 中東ユーラシアの事例から ] 課題番号 22H00051]